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駒田一さんインタビュー
老若男女国籍問わず、あるときはお父さん、あるときは若い女性、あるときはインド人…
その数ナント22役!“マルチマン”として作品を支え、引っ張る駒田一さんにお話をうかがいました。


作品の魅力
▼この作品に挑戦しようと思った決め手は。

駒田)
それは22役ですよね。


▼やはりそこですよね。

駒田)
僕は以前『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』(邦題)という韓国のオリジナルミュージカルの日本版に出演しましたが、とても魅力的な作品でね。
この作品と同じように3人組で、3人で回す面白さを感じました。
オリジナル作品を日本以上に積極的に作っているという点でも韓国ミュージカルへ魅力を感じているところに、22役やれるというじゃないですか。これは役者冥利に尽きます。

▼22役というのは、当然、最多役数ということになりますか。

駒田)
かつて、一人ミュージカル「撃墜王ビリー」をやったときが、16,7役だったんですよね。とても大変でした(笑)。
でも、大変だったけれどとても勉強になったし、未だにもう一度トライしてみたいという
気持ちもあったんです。そこに17役を超える22役というお話があって…。 これはいったいどうなるのか、あれより大変なのかと。
だけど、やっぱりやりたいと思うんですよね。



▼それは役者さんの“さが”でしょうか。

駒田)
よく、何で役者をやっているんですか、何が魅力ですかって聞かれるのですが、それは様々な職業・人物になれるところにあるんですよね。医者にもプロ野球選手にもなれるし、なりたいとは思いませんが殺人者にも。さらに言えば動物にだってなれるんですよ。
それをひとつの作品でいろんな人種、職業、性格のキャラクターができるって、すごく楽しみです。
なかには一瞬で消え去る役もあるかもしれません、ただ通り過ぎる役とか(笑)。
でも、そういう役こそ印象づけたいと思うんですよね。


▼見逃し厳禁ですね!!

駒田)
そこなんですよね。一瞬にして消え去る、そして巻戻せない。
だからいいんですよね舞台って、儚くて切なくて…。


▼駒田さんの22変化、今からすごく楽しみです!

3人ミュージカル、そして韓国ミュージカル

▼先ほどのお話にもありましたが、『サ・ビ・タ』で3人ミュージカルをご経験された駒田さんが感じる3人ミュージカルの楽しさは。

駒田)
逃げ場所がないということです。
芝居が始まれば息つく暇がないのですが、程よい緊張感をもちつつ、舞台に出ていれば出ているほどどこかでリラックスできるようなところもある。僕はむしろそっちのほうが好きなんですよね。

そして3人というバランスの面白さがあるんですよね。いわゆるトライアングル。
たとえば『レ・ミゼラブル』でいうと、ジャン・バルジャンと警部ジャベールという対比でとらえられることが多いですが、実はもう一人、テナルディエがいるんです。宗教的にも性格的にもまさしくそうで、三すくみの関係が生む面白さなんですよね。
それは芝居に限らず、僕はMHKというユニットを組んでいて、それは宮川浩さん、畠中洋さんと僕のトリオですが、3人でいるとなんか落ち着くんですよね。2人より3人。
3人好きなんです。

▼韓国ミュージカルについてはいかがですか。

駒田)
韓国でミュージカルを観る機会もありましたが、エネルギーを感じます。歌声ひとつとっても力強いですしね。
そしてバックアップ体制などの話を聞くとうらやましいと思いますし、それによって多くの才能を排出していることは素晴らしいですよね。
ただ、僕らにだってやれることはあると思います!
『サ・ビ・タ』で思ったのは、登場人物は韓国人ですが、国を越えて共感できる兄弟の話ととらえると、日本ではここはこうやったほうがいいのかな、こっちはこうかな。
韓国と日本、互いの文化を尊重しながら日本版を作りました。苦労はすると思うけど、こうしなきゃいけないと気負わずに作品創りに取り組んでいこうと思います。演出のこうめいさんもそういう方なのでね。
この素敵な題材を僕らなりのやり方で素晴らしい日本初演にします!


▼苦労は覚悟の上と。

駒田)
最初からすんなりとできるとは思っていません。
僕の中では稽古場は恥をかくところ。いっぱい恥をかいて感じたもの、生まれたもの、その組み合わせで表現を練り上げていくのが稽古だと思うんです。
そりゃあ大変だと思いますよ、楽ではない。まぁ、楽な芝居なんて一つもないんですけどね。
でも、それが楽しみでもあります。新作を作るようなワクワク感があります。
村井くんも彩吹さんも初共演ですが、稽古場でもガンガンかき回していこうと思っています。




駒田さんからみなさんへのメッセージ

日本初演ということで、不安もありますが、それ以上にすごく楽しみです。
泣いて笑ってほっこり温かくなる、肩の凝らない楽しいひと時を過ごしていただける作品にしたいと思います。劇場でお待ちしています。



         
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